2005年5月11日水曜日

懐かしいものを見つけた

ネット上をフラフラと漂っていた時に、えらく懐かしいものを見つけました→「ある騒動の記録
元々、ネットというものに関わり始めたのは20年近く前。
もちろんインターネットなんてありません。
パソコン通信っていうものです。
その後就職し、UNIXのSEになりました。
商用解放前のインターネットにどっぷり浸かった会社生活。
家に帰ってもパソコン通信。
商用解放されてからはパソコン通信→インターネットに家庭のネット環境が移行したのは当然の結果でした。
それこそ、従量課金制の頃から、ダイヤルアップしかなかった時代から、ISDNでさえ高速といわれていた時代からネット環境があった訳ですし、パソコン通信に慣れていれば、巨大掲示板というものに何の違和感も持たなかったのも事実です。
というか、巨大掲示板以前に、ネットニュースで技術者として発言を繰り返してきていた人間ですから、巨大掲示板にもあまり忌避感はありませんでした。
ただ、根本的に違っていたのんは、ネットニュースの利用者が研究者と技術者主体で、基本的には本名で所属も添えて発言するのに対して、巨大掲示板は匿名であったということ。
さらに、ネットニュースはNNTPのプロトコルであったのに対し、巨大掲示板はWWWであったということから、初心者が多く流入し、それがいい面と悪い面の両方に増幅させていた気がいたします。
それは、やっぱり長くネットに携わっていたためか、皮膚感覚でわかる訳で、ROMに徹していたのは、自分の防衛意識だったのかもしれませんが。
で、ここで私が書いている巨大掲示板ですが、多くの方が「2ch」を想像すると思います。
が、残念ながら、今、書いているのは「あめぞう」というものだったりします。
「あめぞう」は「2ch」の前身などといわれていますが、まぁ、その辺は結構複雑というか暗いというか……(それらのことが知りたかったら検索でもしてください)。
でも、まぁ、なんにしろ「あめぞう」の形式をよりメジャーな、けれどアングラな形で引き継いだのが「2ch」であったのは事実です。
IPを記録していないと当初は喧伝されていたこともあって(実際は転売とかいろいろあると言われていましたけどね)、匿名でなければ書けないようなことが書かれ、それが犯罪に関わるようなことだったりしたものも中にはあった訳で、センセーショナルにマスコミに取り上げられたりするようになります。
そして、「2ch」は、より巨大化していく訳ですが、その中で起きたある騒動のことを振り返って作られたFlash作品です。
今では、あの騒動自体、自演だったのでは……という憶測も飛び交っていますが……。
あれからもう4年かぁという思いと、まだ4年なんだ……という思いがあります。
ついこの間のような気もするし、すっごく昔なような気もするって感じですね。
今でこそ、Mac関連の所くらいしか覗きませんが、当時は元々がUNIXのSEであり、現役Webデザイナーであったということもあって(今はWebデザイナーはお休み中、ってか、趣味程度)、件のUNIX板はずっとROMしていましたので(というか、当時から技術者関連の所くらいしか定期的に覗いてなかったなぁ)、リアルタイムで知っている騒動だったりして……。
思わず懐かしいなぁって気になりました。
「2ch」は、まだいろいろいわれるけど、技術的なことに関しての情報っていう面では、かなり高レベルな話が聞けますし、自分の得意ではないカテゴリーに関しても勉強できるので、役に立っていますが(自分で質問しなくても、過去ログさかのぼれば大体答えがありますしね)、技術関連以外の所に関しては、よくわからないというのが本音。
伝統芸能板とかは、ごく稀に覗くこともあるけどね。
古い考え方なのかもしれないけど、「2ch」独特の言葉を使いたいとは思わないですし……。
普通の社会の中で、違和感感じる言葉は、極力使いたくないなぁって感じかな。

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